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二度寝を何とか防ぎたい!すっきり起きる方法をご紹介
「アラームをセットしているのに、つい二度寝してしまう」「二度寝のせいでいつも朝が忙しい」という方は多いのではないでしょうか。
今回は、二度寝の原因と二度寝によって起こりうるリスクをご紹介します。また二度寝を防ぐ方法も解説しているので、二度寝に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
二度寝の原因とは
二度寝を防ぐには、二度寝の原因を知ることが大切です。二度寝をしてしまう原因は、主に睡眠不足・ストレス・睡眠環境の3つが考えられます。
睡眠不足
前日寝るのが遅くなってしまった、もしくは睡眠時間が普段よりも短かった場合、二度寝の原因は睡眠不足によるものと考えられます。しかし、睡眠時間はしっかりと確保しているのに二度寝してしまう方は、睡眠の質が低い可能性があります。
カフェインを摂取したり、長時間スマホを見たりするなどの行為は脳を活性化させて、睡眠の質を下げてしまいます。十分に寝たにもかかわらず、二度寝してしまうと悩んでいる方は、一度寝る前の行動を確認しましょう。
ストレス
肉体的・精神的ストレスは二度寝の原因になり得ます。
自律神経には、活動している時に優位となる交感神経と休息している時に優位となる副交感に分けられます。ストレスが溜まると自律神経のバランスが乱れ、交感神経が優位になってしまい寝つきにくくなってしまうのです。
長時間労働や過度な緊張などが続いている場合は、ストレスによって睡眠の質が下がり、二度寝しやすくなっているのかもしれません。
睡眠環境
寝室環境の良し悪しは、睡眠の質に影響を及ぼします。寝室環境とは、部屋の温度・湿度・明るさ・寝具などが該当します。これらの要素が悪いと睡眠不足につながり、二度寝を引き起こす原因になるのです。
寝る際の適切な室温は季節によって異なります。夏は25度から27度程度、冬は15度から18度程度が目安です。
さらに、湿度も睡眠の質を左右します。快適に寝やすくするために、湿度は一年を通じて50%前後を維持するようにしましょう。
また、部屋が明るすぎると深い睡眠を得られないため注意が必要です。
そのほか、自分に合わない寝具は快適な睡眠を阻害します。高すぎる枕や柔らかすぎる寝具は、睡眠だけでなく肩こりや腰痛の原因にもなり得ます。
二度寝にまつわるリスク
二度寝をすると予定よりも起床時間が遅くなり、会社や学校の準備で毎朝バタバタしてしまうなど困っている方も多いでしょう。しかし、二度寝にはほかにもさまざまなデメリットやリスクがあります。
二度寝しても脳は休まらない
朝なかなか一度では起きられず、目覚ましのスヌーズ機能を使っている方は多いでしょう。そうしたスヌーズ機能などの影響で深い眠りにつけないことから、二度寝をしても脳は休まりません。
むしろ、スヌーズ機能などで中途半端な時間に起こされることで、スッキリと目覚められないデメリットがあります。
睡眠のリズムが崩れる
睡眠のリズムを維持できれば睡眠の質が高まり、ぐっすりと眠りやすくなります。しかし、二度寝をすることで体内時計が崩れてしまうのです。
特に、休日だけ長く二度寝をしてしまうという方は注意が必要です。体内時計は毎日同じ時間に起床し、同じ時間に就寝することで保たれています。
休日だけ長時間二度寝をすると、このリズムが崩れ、平日の昼も常に眠いという状況に陥ってしまうのです。さらに、睡眠の質だけでなく仕事のパフォーマンスにも影響を及ぼすおそれがあります。
美容やダイエットへの効果が得られにくくなる
二度寝をしてしまうということは睡眠が足りていない、もしくは睡眠の質が低いことが考えられます。こうした睡眠不足は、美容やダイエットの大敵です。
睡眠中には、肌のターンオーバー(肌細胞が一定の周期で生まれ変わること)や代謝を促す成長ホルモン、また食欲を抑えるホルモンが分泌されています。睡眠不足によりターンオーバーが乱れると、肌が荒れたり毛穴が目立ったりなどの原因になってしまうのです。また、代謝が悪くなると美容に影響が出るほか、太りやすくなるでしょう。
二度寝を防ぐ方法
二度寝のデメリットがわかっていても、なかなか起きられない方は多いでしょう。ここでは、二度寝を防ぐ方法を具体的に4つ解説します。
睡眠アプリを利用する
二度寝を防ぐなら、快適な睡眠をサポートしてくれるアプリを利用してみましょう。
睡眠アプリの中には、寝返りなどの就寝中の体の動きから睡眠状態を計測し、睡眠サイクルを把握することで、睡眠が浅くなったときに起こしてくれる機能を備えたものがあります。ほかにも入眠の際に眠りやすいBGMを流してくれるアプリもあり、快適な睡眠を習慣化するのに効果的です。
太陽を浴びる
太陽の光には、眠気を引き起こして睡眠を促すメラトニンの分泌を止めるはたらきがあります。朝起きてカーテンを開け朝日を浴びることは、スッキリとした目覚めにつながります。
また人間の身体は、太陽の光を浴びることで体内時計がリセットされます。体内時計のリズムは睡眠の質にも影響を与えるため、つい二度寝してしまうという方はカーテンを少し開けて寝ると良いでしょう。
身体を動かす
起きてから体を動かすことも、二度寝の防止に効果的です。「ベッドから出て体を動かすまでがつらい……」と思う方もいるでしょう。体を動かすのは、寝たままの状態でもできます。
起きてからベッドの中で、手や足を動かしてみましょう。体を動かして血行を良くすることで、体が活動モードへと切り替わります。
目覚ましを遠くに置く
目覚ましが近くにあると、アラームが鳴ってもすぐに止められてしまいます。無意識にアラームを止めて、つい二度寝をしてしまっていた経験がある方もいるのではないでしょうか。
目覚ましはなるべくベッドから手の届かない、遠くに置くようにしましょう。アラームを止めるために起き上がることで、体を動かし血行を良くすることにもつながります。
まとめ
二度寝をすると朝の時間が無くなってしまうほか、体内時計が乱れたり美容に悪影響が出たりとデメリットばかりです。二度寝を予防するためには睡眠時間や睡眠の質を確認することが大切です。
睡眠の質はストレスや睡眠環境によって左右されますが、実は寝具も快適な睡眠に欠かせません。自分に合わない寝具は睡眠の質を低下させます。
北海道から沖縄まで全国46店舗を展開する眠りの専門店マイまくらでは、特許取得の全身測定機によりお客様の寝姿勢を測定し、自分に合ったオーダーメイド枕やマットレスをご案内します。
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そのほか自社製造のマットレスや季節寝具など、さまざまな寝具を取り揃えています。二度寝の防止や快適な睡眠のために寝具の新調をお考えの方は、ぜひ一度マイまくらにお越しください。
記事を書いたライター
毎日の睡眠の質を高めるために役立つ「寝具」や「睡眠」の関連情報を提供するマイまくら マガジン編集部です。