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リカバリーウェアは本当に効果がある？選び方のポイントも解説

2025.01.03

近年注目されている、疲労回復・肩こり・腰痛等に効果があるとされるリカバリーウェア。
一般的なルームウェア・パジャマより高額なため、本当に効果があるのか気になっている方が多いのではないでしょうか。
本記事ではリカバリーウェアの効果と選び方のポイントについて、メーカーの目線で解説していきます。

Table of Contents

リカバリーウェアによる疲労回復のメカニズム

リカバリーウェアは、セラミックやトルマリンなどの鉱物を繊維に配合することで、肌から放出される遠赤外線を再び肌へ輻射する仕組みとなっています。
それにより効率よく身体が温まり、血行を促進することで疲労回復・肩こり・首こり・疲れの軽減等の効果があることが認められています。

遠赤外線とは？なぜ遠赤外線が良いの？

人体に熱として伝わる赤外線は波長の長さでいくつかの分類に分かれていますが、波長が短いものを近赤外線、波長が長いものを遠赤外線と呼びます。

近赤外線は波長が短いため、身体の表面を温めます。一般的な電気ストーブや直火、電気カーペット、電気毛布などは近赤外線を発生させて肌の表面を温めるため、長時間使用すると肌の乾燥やそれによる疲労感、さらには低温やけど、脱水症状に繋がる危険性があります。
また、近赤外線がコラーゲンやエラスチンの分解を促進するという研究結果もあり、長時間使用するとシワやたるみに繋がる可能性もあります。

一方で遠赤外線は波長が長いため、身体の内側を温める効果があります。温泉や岩盤浴、温熱電位治療器、土鍋、遠赤外線ヒーターなどが遠赤外線を発生させます。
リカバリーウェアも肌から放出される遠赤外線を輻射する作用があるため、温泉や岩盤浴のように身体を内側からじんわり優しく温め、血行促進により疲労回復、肩こり・腰痛などを軽減してくれます。

天然の鉱物であるセラミック、火山灰、トルマリンなどには遠赤外線を発生させたり輻射させる性質があるため、生地に配合することでリカバリー効果のあるウェアとなるのです。

ただし、配合する鉱物の種類や製造方法、生地のボリュームなどにより遠赤外線効果は大きく異なります。
リカバリーウェアを選ぶ際は以下のポイントをしっかりチェックしましょう！

リカバリーウェアを選ぶポイント１. 一般医療機器届出商品

医薬品医療機器等法（薬機法）により、疲労回復、肩こり・腰痛の軽減といった人体への治療効果を謳うには厚生労働省の認可が必要となっています。
効果・効能の記載が厚生労働省に認められた商品のみ「一般医療機器届出商品」として販売が可能です。

現在、日本で一般医療機器として登録されているのはわずか20ブランド余りとなっています。
「疲労回復」「疲労軽減」と謳っていても、実際には一般医療機器として認められていないブランドも存在しますので、購入の際はご注意ください。

リカバリーウェアを選ぶポイント２. 製造方法

例えば同じ鉱物（セラミックや火山灰、トルマリンなど）を同じ分量使用するとしても、製造方法により効果や耐用年数が異なります。

・鉱物を糸や生地に後から塗布・プリントする方法
繊維を紡績して生地に編んだ後で、鉱石を塗布（塗る）、またはプリントする方法があります。
単純が単純なため比較的安価な商品などに見られる製造方法ですが、洗濯や長期使用により鉱石が剥がれたり、摩耗して効果が薄くなる場合があります。

・鉱物を糸に練り込む方法
鉱物を微粉砕して糸になる前の原料に練り込む製法の場合、洗濯などで鉱石が剥がれ落ちる心配がありませんので、長期間使用しても効果が持続しやすくなります。
ただし、製造コストが高くなりますので商品の価格も比較的高くなる傾向にあります。

リカバリーウェアを選ぶポイント３. 価格

一般医療器届出商品のリカバリーウェアは、前述した理由により通常のルームウェア・パジャマより製造コストがかかるため、商品価格も高額になる場合があります。

一般的には上下セットのリカバリーウェアの場合、薄手のオールシーズンタイプで10,000円〜30,000円程度、厚手の秋冬タイプで15,000円〜40,000円程度が相場となっています。
製造方法や生地のボリュームなどにより価格が大きく変わりますが、特に高額な商品については本当に価格が妥当かどうかしっかり精査することをおすすめします。

Amazon・Makuakeで売上1位を獲得した眠りの専門店マイまくらの「疲労回復リカバリーウェアシリーズ」は、セラミックを繊維の原料に練り込んだ特殊素材「SELFLAME®︎」を使用していながら、オールシーズンタイプが13,200円、秋冬のフリースタイプでも16,500円とお求めやすくなっています。